しょうじきしんどい

海老で鯛を釣ろうと思う。いや、海老はもったいないからミミズでいいや。

理想的な生き方を目指す。だから僕は頑張らない。

 

 

 

 

無駄なことが大嫌い

 

 

僕は無駄なことが大嫌いだ。

 

「無駄」の意味は、役に立たないこと、それをしただけの甲斐がないことだ。

 

僕は自分が提供した価値に対して、得られる報酬が圧倒的に少ないもしくは、無いに等しいことはとても嫌いだ。

 

日常生活においては、無駄な時間やお金を使いたくないのは勿論、たかだか移動のために満員電車に乗るくらいなら座るために2,3本電車を見逃すし、一緒にいてつまらない人間との関わりは絶つ傾向が強い。

 

仕事においては、残念ながら今はやりたくない仕事をやっているので、9:00~17:30の勤務時間は「無駄なこと」に相当する。

 

僕はとにかく資産や、活動エネルギーは自身の内側に取っておきたいケチな人間なのだ。

 

別に有事の際に準備をしているわけではない。

 

ただ単に、無駄なことに自身のエネルギーを割くことはストレスが溜まるし、不快な気持ちになる。

 

①無駄なことが起きる

②ストレスが溜まる

③不快になる

④再びストレスが溜まる

⑤再び不快になる

 

といった具合で、無駄なことが発生すると、僕はたちまちデフレスパイラルの中に巻き込まれる羽目になる。

 

つまり、全てのアンハッピーの源は「無駄なこと」で、不快な気持ちの状態にいることは、極論まで突き詰めていくと「人生の無駄」に繋がると思っている。

 

中には`あえて’人生の無駄を楽しむ生き方をする人もいると思うが、あくまでそれはその人なりの「ストレスを倒す方法」であって、①の「無駄なこと」とは少し異なると思う。

 

とにかく、僕はストレスの源は周りから排除することで自身の安息の地を確保する生き方をしている。

 

それって人生の無駄じゃない?

 

 

僕の根底には頑張りたくないという気持ちが常にある。

 

高校では、サッカー部の30分の練習のためにわざわざ往復4時間かけて行くのは馬鹿らしいと思ってすぐに退部した。

 

大学の授業は、授業を受けなくても単位が取れたので出席しないし、会社でも上司の愚痴を聞く飲み会には絶対に参加しない不真面目系社員だ。

 

僕は、目の前のことよりも他に価値が高いものがあれば、そっちに身を置くことを優先する。

 

昔から典型的な頭でっかちタイプで、何かアクションを起こす前に必ず吟味し、検証を行う。

 

だから、たまに吟味しすぎて身動きが取れなくなることがある。

 

麻雀では牌を捨てるのが遅くてよく怒られるのだが、それでも無駄なことは嫌いなのだ。

 

無駄の反対側にいるということ

 

 

一方、無駄の対義語は「有用」や「有益」だ。

 

僕にとっての「有用・有益」は自分の好きなことに没頭することだ。

 

僕の好きなことは何かというと、趣味のサッカー、アニメ、タバコ、アイドル、料理等、自身がそれに触れることで「リラックス状態」になれることを指す。

 

現時点では、このあたりの趣味がメインで、リラックス状態を満喫しているが、最近はブログを書くことでその状態になることができる。

 

なぜ、時間も労力もかかるブログにここまで熱中しているかというと、報酬として現在の実生活では得られない対価がそこにあるからだ。

 

個人的に思うブログの対価は、アフィリエイトによる「収入」や、フォロワーからの「同意・賛美」ではない。

 

それよりも、ブログには学びや思考の整理があって、「何かを積み上げる感覚」があるということが新鮮だ。

 

そしてその先に「誰かを幸せにする可能性」を秘めていることもモチベーションに繋がっている。

 

もちろん収益に繋がって、労働の輪廻から脱却することができればベストだが、今はこのままで良いのだ。

 

少し話が脱線してしまったが、僕の人生のテーマは、

 

「なるべく無駄を減らして、長いリラックス状態を楽しむ」ということだ。

 

努力は本当に報われるのか

 

 

これまで基本的に「逃げ」のスタンスで生きてきた僕だが、頑張らなかった分、得られる報酬は少ない人生だったと思う。

 

報酬は人と比べてどうというものではないが、周囲を見ていると、努力の多さに比例して報酬が多くなる傾向がある。

 

特に「会社員」という括りで見てみると、そういった人たちは努力をして得た報酬を使って、高価な飲食店に行ったり、ジム費用や化粧品など自己投資に回したりする。

 

自分へのご褒美を定期的に与えることで、優雅で活き活きとした人生を送っているように見えるが、残念ながら僕にとってはそのような生き方は「無駄なこと」の部類に入る。

 

なぜなら、それらのご褒美によってもたらされる「感動」と、「感動を得るために支払ったストレス」が割にあっていないことが世の中にはあまりにも多すぎると思うからだ。

 

だったら最初から求めすぎないことに人生のウェイトを置いて生きていた方が、ストレスは少ない。

 

だから僕は頑張らない。

 

頑張るときが来るとしたら、それは人生の吟味が完了したときだ。

 

石橋を叩いて渡るタイプの僕だが、そろそろ人生の吟味を終了しないと、人生ゲームでサイコロを一度も振らないまま終える一生になってしまいかねないので、早急に答えを見つける必要がある。

 

何に情熱を注ぐか 等価交換の原則

 

 

人は何かを得ようとすれば同等の対価を支払う必要がある。

 

これは「等価交換の原則」だ。

 

これについては、下記の記事でも軽く言及している。

 

syojikishindoi.hatenablog.jp

 

この原則に当てはめると、僕が追い求めているものと、何を支払うかを考える必要がある。

 

【ほしいもの】

「なるべく無駄を減らして、長いリラックス状態を楽しむ」

 

【あげるもの】

???

 

日本という資本主義経済において、僕の【ほしいもの】を手に入れるためには不労所得を得るのが最も効率的だ。

 

不労所得でパっと思いつくものでは、下記のあたりだろうか。

 

・土地、不動産

・書籍

太陽光発電

アフィリエイト

ソーシャルレンディング

株式配当

 

ご察しの通り、専門知識が必要な分野が多く、それらを身につけるためには相当の努力が必要だ。

 

頑張れば必ず報われるとは限らないので手が出しにくいが、少なからず成功を収めたいのであれば、何かしらの努力をしなければならない。

 

勿論、10という成果を求める場合には、10の努力が必要になる。

 

しかし、仮に努力の値を9,8,7…と減らすことができたとするならばどうだろうか。

 

つまり、等価交換からの脱却である。

 

等価交換からの脱却に必要なもの

 

 

成果の値を維持しつつ、努力の値を減らすためにはどうしたら良いか。

 

結論から言うと、その方法は「努力することをやめること」である。

 

自身の中での「努力すること」を考えるときに、「頑張る」、「我慢」、「犠牲」という発想から外れることが求められると思う。

 

仮に、とてもキレイ好きな女性がいたとする。

 

彼女の身の回りはいつも細かいところまで掃除が行き届いていて、もはや趣味の領域に入っていると言っても過言ではない。

 

そういった人たちはただ単に好きで掃除をしているので、「掃除をすること」=「努力すること」だと思っていない。

 

身体の内側から出てくる「欲求」に従っているだけで、決して頑張ったり、我慢をしていないのだ。

 

しかし、「掃除をすること」は世間一般的に見ると、めんどくさい事・嫌な事である場合が多く、仕事として募集をしている場合もある。

 

仮にそういったニーズがある場所に彼女を配置したら、仕事になる可能性があるのではないだろうか。

 

しかも、趣味に近い状態で仕事に取り組んでいるので、報酬として賃金は入ってくるのに、提供している努力は0なので最強の状態だ。

 

つまり、「世間一般的に価値を持っていると考えられていること」=「自身が努力と思わないこと」であれば、等価交換の原則から外れることができる。

 

趣味は努力に入らないということだ。

 

そして、そういった自分の好きなことで生きていく人生には「無駄なこと」なんて一切無くて、自動的に「長いリラックス状態」に身を置くことに繋がると思う。

 

まとめ

 

 

理想的な生き方を探し続けて24年経ったが、まだ答えは出ていない。

 

この記事をここまで書いていてたった今気がついたのだが、途中でこんな文章を自分で書いていた。

 

僕にとっての「有用・有益」は自分の好きなことに没頭することで、投資的な意味で何かを自身の中に積み上げることではない。

 

僕の好きなことは何かというと、趣味のサッカー、アニメ、タバコ、女の子、アイドル、コーヒー等、自身がそれに触れることで「リラックス状態」になれることを指す。

 

現時点では、このあたりの趣味がメインで、リラックス状態を満喫しているが、最近はブログを書くことでリラックス状態になることができる。

 

ここに書いてある趣味を仕事にすること自体が、僕の理想的な生き方に繋がるのではないだろうか。

 

早速今日から好きなことにもっと熱中したたいし、新しく熱中できることを探そうと思う。

 

視野を広げるためにも多くの人に出会い、様々な経験を積んでいこう。

 

だって意外と答えは足元に落ちているのかもしれないから。