池袋デートとマーケティング
池袋のイメージ
みなさんは池袋と聞いて、どういうイメージを抱くだろうか。
おそらく治安が悪いとか、埼玉県池袋市とか、なんかダサいとか、ネガティブなイメージを持つ人が多いだろう。
過去、TOKIOの長瀬智也主演のドラマ「池袋ウエストゲートパーク」が大ヒットし、その影響でオヤジ狩りやカラーギャングといった怖いイメージが定着した。
実際、どこの出口を出てもピンク系の看板のお店があるし、なぜかおじさんが道端に倒れていることも少なくない。
しかし、SUUMOが発表した「2018年住みたい街ランキング」では、武蔵小杉や目黒を抑えて堂々の5位にランクインしている。
ちなみに、2014~2015年の調査では1位になった。
池袋デートは都内でも最強
デートの鉄則
そんな池袋だが、個人的には都内の中でも池袋が最もデートに適していると思う。
主な理由はこの3つだ。
(1)各出口に魅力的なデートスポット・飲食店がたくさんある
(2)各出口にラブホテルがある
(3)それぞれの距離が近い
この3つの要素を同時に満たしていると何がいいのかというと、デートにおいて’性交’確率がぐんと上がるのだ。
基本的にその日のうちに女の子と枕を交わしたいのであれば、下記の鉄則を意識してほしい。
デートスポット、1件目と2件目の飲食店、ホテル(家)
この3つの場所が三角形で結ぶことができ、その三角形の面積は小さく収めること。
これは場面の切り替えが少なくて済む上に時間短縮に繋がるので、女の子の気持ちがリセットされずに1日を一緒に過ごすことができる効果がある。
気持ちが高まっている時に、一度でも人通りの多い場所や明るい場所を通ってしまうと、ふと現実に引き戻される感覚に陥り、せっかく盛り上げた雰囲気が壊されてしまう。
一度壊された雰囲気はまた1から雰囲気作りに徹する必要があるので、最終目的地(ホテルor家)に到着する時間が足りなくなってしまう。
デートの時間配分
男子諸君には時間配分は十分気をつけて頂きたいのだが、デート全体の時間は6時間~8時間くらいに収めることを推奨する。
心理学では、女性が男性に対して、信頼を寄せるために必要な時間は最低6時間とされているからだ。
上限の8時間を越してしまうと、普通に長すぎて疲労感を与えてしまう。
最終目的地はホテル(家)なのだが、ここには10時~11時くらいには到着したいところだ。
その時間に到着したい理由は、プレイ時間と終電を考慮した時にこの辺りの時間がデッドラインになるからだ。
ホテル(家)が断られる理由
補足事項として、女の子がホテルや家を拒む理由は、何も男側に全て責任があるわけではない。
本当にお泊まりの準備をしていないことや、次の日に予定がある事があるのだ。
そういった場合は、その日のうちに家に帰してあげれば問題ない。
世の中の多くの男性が取り組んでいる「終電逃させる作戦」はむしろ逆効果で普通に迷惑だし、自身の評価を下げることに繋がるのでやめた方がいい。
「終電を逃す」という言い訳ではなくて、「別の言い訳を男が用意してあげる」のも紳士の大きな役目の1つだろう。
どうしても日付を跨ぐ必要がある場合は、「まだ一緒にいたい」とストレートに伝えてもいいが、女の子側がそう思ってくれるようなデートを心がけてほしい。
女の子タイプ別 どっちの出口ショー
池袋ではだいたい東口デートか西口デートのどちらか一方を選択してほしい。
しかし、東口デートと西口デートでは、だいぶ連れて行く女の子の層が分かれる。
下記は完全主観だが、これまでのデートの結果、女の子のタイプ別で性交率が高かったデートだ。
【完全主観】女の子タイプ別デート
■東口デートに適している女の子の層
・若い(高校生~大学2年生)
・キャラ物好き(ポケモン・オタク系ジャンル)
・動物好き(水族館・うさぎカフェ)
・映画好き(ジャンル問わず)
・インスタ好き(カフェランチ・公園)
⇒サンシャイン水族館や、映画館、インスタ映えする公園や、カフェまで広く充実している。
アポの取り付けはしやすいが、雰囲気的にホテルまでの誘導が困難。
■西口デートに適している女の子の層
・大学3年生以上(20歳~30歳くらい)
・美味しいものが好き(店は問わない)
・性に対して割とオープン(押せばいける)
⇒変わり種のデートスポットが多く、「日本酒飲み放題バー」や「ペンギンのいるバー」などパワーワードでアポを取り付けることができれば、ゴールまでは容易。
ご覧の通り、池袋という街は多くの駅をカバーしているだけでなく、多くの女の子もカバーしていると言っても過言ではない。
デートにおけるマーケティング戦略
男側は女の子にデートを楽しんでもらうことに徹しなければならないし、男性としての魅力も売り込まなければならない。
また、会話を通じて女の子がどのタイプの人間なのか理解し、ゴールにたどり着くためには、適正なタイミング、適正な場所、適正なトークを展開する必要がある。
この考えはフィリップ・コトラーが提唱した「STPマーケティング」に近いものがある。
STPマーケティング
STPマーケティングとは、効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法の事。
マーケティングの目的である、自社が誰に対してどのような価値を提供するのかを明確にするための要素、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つの頭文字をとっている。
セグメンテーション
市場における顧客のニーズごとにグループ化する、市場をセグメントする。様々な角度から市場調査し、ユーザ層、購買層といった形であぶり出し、明確化していく。簡単に言うと切り口という意味。
ターゲティング
(targeting、ターゲット選定)セグメント化した結果、競争優位を得られる可能性が高い、自社の参入すべき市場セグメントを選定する。選定には、複数のセグメンテーション軸を組み合わせて行なうことが一般的である。その際には、ターゲットの経済的価値(市場規模、成長性)やニーズを分析することが重要である。
ポジショニング
顧客に対するベネフィット(利益)を検討する。自らのポジションを確立する。そのためには、顧客のニーズを満たし、機能やコスト面での独自性が受け入れられるかがポイントとなる。
目の前の女の子に対してどういったマーケティングが必要なのか判断し、それに応じて「4P」を用いてマーケティング・ミックスを展開する必要がある。
4P
Product(製品):製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
Price(価格):価格、割引、支払条件、信用取引 等
Promotion(プロモーション):広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
Place(流通):チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等
つまり、デートとは自分という商品を売り込むための実演ショーなのだ。
具体的なデートスポットについては、今後ブログ内「池袋について」シリーズで紹介していくつもりだ。
実際に僕がルーティン化しているデートスポットを写真つきで掲載していくので、楽しみに待っていてほしい。