25歳会社員 お金について考える
財布を開けない時代
最近、日本の巨大企業が消費者に優しいサービスを次々とリリースしている。
最近話題になったのは、ソフトバンクとヤフーの共同出資会社であるPayPayが運営するキャッシュレス決済「Paypay」が100億円あげちゃうキャンペーンを開始したことだろう。
最新のスマホアプリや世の中のトレンドとは程遠い環境いるウチの会社の人間ですらタダでタバコが買えたと大喜びしていた。
それを見てPaypayの爆発的な普及率を肌で感じる。
さらに、DeNAが配信しているタクシー配車アプリ「MOV(モブ)」では、東京都で「0円タクシー」のサービスをリリースした。
「0円タクシー」では、契約するスポンサー企業と「MOV」の広告宣伝費によって、乗客が支払う利用料金が無料となるという仕組みだ。
ちなみに初回のスポンサーは、日清食品の「日清のどん兵衛」に決定した。
これにより、頭からおしりまでどん兵衛まみれのラッピングカーが年末まで運行をすることになる。
多様化する事業モデルの中で、上記のサービスに限らずこれまで有料だったものが無料になったり、持ち歩く必要がなくなったサービスやモノは多々あった。
その背景では技術の発達や大きなお金が動いていて、結果的に消費者が負担すべき労力やお金を減らし、徐々に暮らしやすい日本ができあがりつつある。
技術の発達やビジネスモデルの変化によって、小売・サービス業は姿を変えていき消費者がお財布を開ける時代はなくなるのかもしれない。
既に中国ではキャッシュレス文化が浸透していて、飲み会の会計からタクシーや電車の定期まで全てスマホ1台あれば事足りる。
現状、日本はこれに大きな遅れをとっているが、今後QRコード決済が進みスマホ1台で全てのお金の出し入れを行うことができることができれば、財布を持ち歩く必要もなくなるかもしれない。
お金は落ちている
ここでだいぶ話は逸れるのだが、先日とある企業の社長さんと会食をした。
上質なお寿司をご馳走になり、自家用車のベンツで自宅まで送っていただいたのだが、その時に社長さんが仰っていたのは、
「みんな気付かないけど、意外と世の中のいろんなところにお金落ちてるよ」ということだった。
社長さんが仰っていたのは、道端のゼニ拾いをしろということではなく、『制度を利用することによって得られるお金』を意識しろということだ。
ここでいう「お金」とは、僕たちが普段使っている紙幣や硬貨などの「法定通貨」だけでなく、「仮想通貨(暗号通貨)」、「電子マネー」、「ポイント」なども指す。
僕らの生活で最も近い存在は、Tポイントやマイルといった「ポイント」だろう。
大抵、ポイントは自身が利用した金額の何%かが「ポイント」として貯まっていき、次回以降のサービスで現金の代わりに使用できたりする。
このポイントを得るために最初に考えなければいけないのは、「自分の財布から出ているお金」だ。
みなさんは自身の収入と支出と真剣に向き合ったことはあるだろうか。
家賃、水道光熱費、食費、通信費、交際費など、月に10万円以上は何かしらの支払いに充てていると思うが、これらの出費をフルに活用できているだろうか。
それぞれの支出と自身のライフスタイルに沿ったカードを選定できれば、少しは生活の足しになるだろう。
様々な支出に対して現金支払を行うことは副次的に得られる収益をドブに捨てているようなものだ。
ケチ臭いと言われたらそれまでなのだが、世の中のお金持ちほどそういった情報には敏感だ。
税制や保険、新しいサービスをすぐに取り入れて自身のキャッシュフローの最適化を図ることは習慣化されている。
つまり、知らないだけで損をする世の中が既にできつつあって、情報技術やサービスいかに上手に活用できるかどうかが貧富の差を生むのだと思う。
食費の錬金術
ここで僕の懐事情について話す。
なぜ食費なのかというと支出の中で最も削減しやすい科目だからだ。
僕の食費は15000円/月くらいだ。
つまり、1日あたり500円くらいで生活している。
節約を徹底しているのは勿論だが、週に1回は外食するし仲間うちの飲み会やパーティにも結構な頻度で参加する。
一般的に外食をすることはキャッシュフロー上「支出」にあたるのだが、僕の場合は「収入」になっている。
「補填」ではなく「収入」だ。
普通、飲食では普通食べた分だけ金額を支払うべきだが、僕はそうではない。
決して会計をちょろまかしたりしているのではないが、僕の場合は飲み会を開催すればするほどお金を儲けることができる。
これまで述べてきたポイントや制度を使えば、誰でもできる取り組みだ。
この秘密は「ポイントサイトの活用」と「クレジットカード」にある。
まず、ポイントサイトの活用だが、僕が使っているサイトはミステリーショッパー絡みのサイトだ。
ミステリーショッパーとは、飲食モニターのことで、商品の盛り付けや接客態度、店内の清掃状況等をアンケートに記載し、提出すると飲食代の何%かがキャッシュバックされる仕組みだ。
ミステリーショッパーとして来店し、食事のレビューを書くだけで無料でご飯にありつけることができる。
他にも食べログやぐるなび以外の特定のクーポンサイトを使えば、50%くらいの飲食代はキャッシュバックされる。
上記に合わせて高還元率のクレジットカードと併用すれば二重でポイントがもらえるので、ご飯を食べるだけでお金を稼ぐこともできるのだ。
これにより、僕は3,4万円/月相当の食事をしているのだが、実際は副次的に得られる収益があるので15000円/月に収めることができている。
よって、僕の食費がこんなに安い理由は一緒に飲み食いをした仲間からお金をちょろまかしているのではなく、ポイントサイトというクレジットカードという別の収入源があるから成り立っていることがわかるだろう。
自身のキャッシュフローとポートフォリオを見直す
僕はたいした労力もせず、着実にお金を貯めているわけだが、やっていることはいたってシンプルだ。
自身のキャッシュフローと真剣に向き合い、削減できる箇所を徹底的に削減する。
ただこれだけである程度の支出を抑えることができた。
では、貯めたお金を何に使うか?
今後、僕は投資に使おうと思っている。
先週、冬のボーナスが支給されてようやくそれなりのお金ができた。
これからはある程度の現金を手元に残し、その他は投資に回すことで僕が持っているお金にも働いてもらおうと思う。
僕の資産は、現金預金が250万円、財形貯蓄が40万円、積立保険が15万円くらいだ。
とりあえず、現金預金のうち150万くらいは投資に回してもいいのではないかと思っている。
まだどの金融商品が良いのかわからないので勉強している身なのだが、とりあえずやってみることにした。
卵は1つのカゴに盛るなという言葉があるように、銀行口座に集中してしまっている状況は紛れもないリスクと言える。
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