サッカー初心者向けにウルグアイ戦について語る
※ウルグアイ戦の前にこの記事を掲載するつもりだったのだが、うまく更新できていなかった。
結果、試合後に更新することになってしまったので、少し加筆した形で更新する。
このブログではサッカーの試合について初めて語る。
僕は無類のサッカー好きだ。
僕はJリーグのFC東京というクラブを応援していて、かれこれ10年くらい現地で試合観戦をしていて、立派な趣味の1つだ。
学生時代には、サッカーの本場であるスペイン、イギリス、ドイツに行って現地で世界のサッカーを見てくるくらいサッカーが好きだ。
多分テレビ観戦も含めたら、なんやかんやで年間150試合くらいは見てると思う。
昨日、サッカー日本代表は南米の古豪ウルグアイとの国際親善試合を行い、4-3で勝利を収めた。
TLでは、「日本代表強い!」や「南野イケメン!」などのツイートが散見されて、サッカー好きもそうでない人も大いに盛り上がっただろう。
一方、普段サッカーを見ない人にとっては、「本田ってもういないの?」とか「そもそもウルグアイって強いの?ってかどこにあるの?」という疑問が思い浮かぶだろう。
おそらくこういった疑問をサッカー好きの友人にぶつけてみても、専門用語や顔もわからない選手情報を羅列するばかりで、結局、「ふーんそうなんだー」で終わることが多い。
今回の記事では、誰が読んでもわかるように専門用語抜きでウルグアイ代表と新しい日本代表について語る。
南米の古豪:ウルグアイ代表
①ウルグアイってどこ?
南アメリカ南東部に位置する共和制国家。
ブラジルとアルゼンチンに隣接していて、南は大西洋に面している。
生活水準は安定していて、ラテンアメリカで2番目に安定している国だ。
ちなみに、政治や労働の状態においては大陸で最高度の自由をっている。
②ウルグアイってサッカー強いの?
ウルグアイは南米の強豪国で世界で5番目に強い。
この国は優秀な選手ばかりで、控えの選手ですら世界的な強いチームで活躍している。
なぜこの国が強いのかざっくり説明すると、点取り屋が2人もいるからだ。
極論、この2人だけいれば点を取れてしまうくらい凄い。
③なぜ強いの?
諸説あるので断定することはできないが、ざっくりまとめるとこんな感じ。
・サッカーの歴史が圧倒的に長い
・国が高温多湿の環境なので、過酷な環境で戦い慣れている
・貧しい子にとって、サッカー選手になるということは一発逆転のチャンス
・体格面で強い上にずる賢い
・南米特有のサンバのリズム
もう少し付け加えるとしたら、以前のウルグアイのサッカーは泥臭いプレーが多かったが、最近は頭脳的なプレーも増えてきていることも大きい。
④初代ワールドカップ王者なの?
意外と知られていないのだが、ウルグアイはワールドカップで優勝したことがある。
初めてワールドカップが開催されたのは1930年で、開催場所はウルグアイの首都モンテビデオ。
当時は、1929年10月に起きたウォール街の株価大暴落から間もない時期に開催された影響もあったこと、全ての試合が首都のモンテビデオが行われるということで、移動が難しく、招待された国のうち、参加したのはわずか13カ国だった。
ウルグアイは、前半は1-2で相手にリードを許したものの、最終的に4-2で逆転勝利し、初代W杯王者に輝いた。
⑤最近の成績は?
この間のワールドカップの成績は、ベスト8だった。
負けてしまった相手は優勝国のフランスだったこと、点取り屋のカバーニ選手が1つ前の試合で怪我をしてしまったことがウルグアイにとって大きな痛手だった。
新生森保ジャパン:日本代表
①森保って誰?
今の代表監督は、森保一(もりやす はじめ)氏。
愛称は「ポイチ」。
典型的なサラリーマンのような風貌だが、元日本代表選手で、現役時代はサンフレッチェ広島や京都サンガ等でプレーしていた。
現役引退後は、監督業に転身し、Jリーグのサンフレッチェ広島というチームの監督を率いて、4年間で3度のリーグ優勝に導いたすご腕の持ち主。
ちなみに、息子が3人いて、全員サッカーをかじっている。
この間のワールドカップを指揮した西野朗氏の退任に伴い、日本代表監督に就任。
同時に、若い世代の日本代表の監督も兼任している。
②日本代表のメンバーって誰?
本田圭祐や長谷部誠など、かつての日本代表の顔とも言える選手は日本代表を引退した。
現在は、1からチームを作っている段階で、肝心な人選においては、海外で活躍する若手組とベテラン組をミックスさせているところだ。
来年1月にはアジアカップという、アジアナンバー1の国を決める大会が予定されていて、それに向けて練習試合を重ねている。
過去に日本はアジアカップで、4度の優勝に輝きアジアの中では最多の優勝回数を誇る。
ちなみに、この大会で優勝すると5億円もらえるので是非とも頑張ってほしい。
③海外で活躍する若手選手
・中島翔哉 (ポルティモネンセSC/ポルトガル)
未来の日本代表を担う新10番。元FC東京所属。
164cmとだいぶ小柄だが、意外と筋肉ムキムキ。
日本人離れした独特の間合いのドリブルテクニックと、強力なシュートが持ち味。
小さい頃からブラジル留学をしていて、小さい頃のドリブル練習相手は愛犬でサッカー漫画の主人公みたいな存在。
・堂安律 (FCフローニンゲン/オランダ)
この選手も小柄なのだが、卓越したテクニックと、強烈な左足のシュートが持ち味。
ガンバ大阪に所属していた頃は、J3という下のカテゴリーでプレーをしていた時期もあったが、当時の監督に才能を見出されて選手として開花。
現在、世界最高峰のサッカー選手に与えられる称号「バロンドール」の受賞候補にも挙がっている。
・南野拓実 (ザルツブルグ/オーストリア)
幼少期から日本代表で、世代別の大会では大会MVPを獲得している天才肌のプレーヤー。
その端正な顔つきからは想像もできない切れ味抜群のドリブルとシュートが持ち味。
意外と頭に血が上りやすく、セレッソ大阪時代はシーズン中に2回も1発退場処分を受けるなどちょっと危険な香りがするプレーヤー。
・遠藤航 (シントトロイデンVV/ベルギー)
圧倒的な守備範囲の広さを持っていて、中盤で誰よりも走る汗かき役。
湘南ベルマーレ所属時代は、チームが何度もJ2に降格し、レベルの低いカテゴリーで戦うこともしばしばあった。
強豪の浦和レッズに移籍後、さらにステップアップし、去年からベルギーのチームに移籍。
守備的なポジションならどこでもこなせる器用さと、タフな精神を持ち合わせていることが強み。
ツイッターの更新度は割と高い。
・冨安健洋 (シントトロイデンVV/ベルギー)
身長188cmの身長があり、両足が利き足。
中学生の頃からアビスパ福岡の下部組織に入団し、高校2年生でアビスパ史上初の高校生Jリーガーとなった。
海外志向が強く、19歳という若さで海外に挑戦し、現在は遠藤航と同じクラブで活躍している。
まとめ
結果、南米の強豪であるウルグアイを相手に4-3で勝利した日本代表は上々の出だしを切ることができたと言える。
日本代表は近々のアジアカップの優勝を狙うのは勿論、4年後のワールドカップに向けて少しずつチームを作り上げていく必要がある。
さらに、選手個人としてももっとレベルの高いリーグに移籍して、世界基準のサッカーを体感していく必要がある。
日本の若きサムライがこれからどんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。