しょうじきしんどい

海老で鯛を釣ろうと思う。いや、海老はもったいないからミミズでいいや。

ナンパは人生を豊かにする唯一の方法(1)~歴史編~

 

僕は最近ナンパにハマっている。

場所は人が多く集まるバーや公園、路上など基本的にどこでも。

 

「ナンパ」と聞くと一般的には、そこら中の女性とヤりまくっているだとか、ちゃらちゃらした男だとか、ネガティブなイメージを持たれるだろうが、外野の声は正直どうでもよい。

 

僕はただ目の前の女性と1対1のオフラインコミュニケーションを通じて相互理解を深めたいだけなのだ。

 

そんな中で、僕は1つの理論を提唱したい。

僕が提唱するのは「ナンパラドックス理論」だ。

 

複雑化、多様化した現代で生き残るための生存戦略について

この記事に記すことにする。

 

この世紀の大発見を忘れぬことのないように。 

 

  1.  ナンパデビュー

 

少しばかり思い出話をさせて欲しい。

 

僕が人生で始めてナンパをしたのは中学2年生の時だった。

 

中高一貫の男子校だったので、女の子と触れ合う機会はほぼ0に等しく、同級生がどこからか仕入れてきた女子高の文化祭のチケットを握り締めて、他校の門をくぐった。

 

この手のブログでよくありがちなのが、

「元々モテなかったけど、努力でモテるようになりました」

と書くブロガーが多いが、彼らと一緒にしないでほしい。

 

僕は’そこそこ’モテたのだ。

 

知らない女の子に声をかけるのは誰だって緊張すると思う。

でも当時の僕は、自身の鼓動の高鳴りを楽しんでいたようにも思える。

 

迷子になったフリをしながら、文化祭のパンフレットを使って女の子に校内を案内してもらい、会話を通してラポール(信頼関係)形成を行っていた。

 

今思い返してみても、なかなか合理的なアプローチだ。

 

ちなみに、当時の最高のキメ台詞はもちろん

「てか、mixiやってる?」だった。

 

結果的に、初めて行った女子高の文化祭で逆ナンで2人から、ナンパで2人からアドレスをゲットした。ちなみに、全員クラスカースト的には中流層だったと記憶している。

 

一緒に行った友人は身長は低いものの、佐藤健のような端正なナイスフェイスを持ち合わせていたため、クラスで1番可愛いであろうレベルの子と連絡先交換をしていた。

 

アドレスの数でいうと僕の方が多かったから勝ち誇ったような顔をしていたが、やはり抜群にかわいい女の子の連絡先をゲットした彼は羨ましかった。

 

銅メダルは何枚集めても所詮銅の塊で、金の価値には到底及ばないのだと悟った。

  

  2.ナンパの語源

 

突然だが、ナンパの語源について調べてみた。

 

実は「ナンパ」とは異性に声をかける意味の言葉ではなかった。

 

ナンパという言葉自体はすでに明治時代には存在していたそうで、「硬派」の対義語であり漢字では、「軟派」と書き表した。

 

「硬派」の対義語であるため、あまり主体性がなく主義主張を持っていないような人を指す言葉として使われていた。

 

やがて弱そうでなよなよしている態度を取るような人についても「軟派」と呼ぶようになった。

 

そのような意味からも、男らしい勇ましさを表すときに使う「硬派」とは反対に、女性に対しておしゃれに気を使ったりするような態度の男性は「軟派」と呼ばれるようになった。

 

最終的に女性に気軽にチャラい感じで話しかける男性についても「軟派」と言われるようになった。

 

1980年代には「軟派」は「ナンパする」という用法でカタカナ表記で表されるようになり、現在のナンパに転じたとされている。

  

3. 男性と女性の地位の差

 

次に男女の歴史について学んだ。

 

日本の歴史を遡っていくと男性と女性の間で様々な社会的地位の争いがあった。

 

【女性最強の時代】

邪馬台国卑弥呼は神のお告げをきくことができるという超人的なパワーで日本を統一した。

 

【男性がだんだん盛り返してくる時代】

しばらく女性優位の時代が続いたが、古墳時代あたりから、男性は能率の良い農耕に従事することになり、腹を満たすための方法としてどうしても男性の力が必要になった。

 

それに伴って男性の地位も徐々に上がってきた。

 

【男性最強時代】

1180年頃、完全に男女の地位が逆転する。

 

源平騒乱の時代では、戦いの場が頻発し、その時代において活躍したのは馬に乗り、武器を巧みに操る男性であった。

 

合戦で活躍するとたくさんのギャラがもらえたため、一家の経済をがっつり掴むことができ、そこから武家社会が成り立ち、男尊女卑の考えが広まったのだ。

 

⇒単純に体力や筋力があって戦うことができることが大きな価値を持っていた時代であった。

 

【女性が盛り返してくる時代】

明治時代に入ると、平塚らいてうが男女差別問題や婦人解放運動を行い、女性の地位が上がるようになった。

 

【男女対等の時代(現代)】

しかし、現代においては男性が槍でマンモスを捕らえる必要も無ければ腰から刀をぶらさげている必要もない。

 

一方、女性も社会進出を行い、男性に頼ることなく自身で稼ぐことができるようになったので、男性のために一生尽くす必要も無い。

 

さらにここ何年かで夫婦で共働きも普通になってきている。

 

僕は現代における価値を1つだけ挙げるとするのであれば、

「女性への理解力」が重要だと思う。

 

これについては、後日別の記事で詳しく記載する。

 

ついつい前置きが長くなってしまった。

 

次の記事ではナンパラドックス理論について説明する。